BCS.CSV

BCS.CSVは(社)建築業協会関西支部で推進している、見積明細書のデータフォーマットです。BCS.CSV対応ソフトならば他社製のシステムとも受け渡しが可能なので、協力業者や施主との見積データのやりとりに活用できます。

MtWinでは深く複雑な階層構造であってもBCS.CSV形式でデータのやり取りが行えますが、MtWin及びBCS.CSVの仕様上、以下の制限があります。

***保存時の制限***

代価表：: 代価数量(当量)が1以外の代価表及び代価表の中の代価表はBCS.CSVが禁止しているために渡せませんので無視されます。代価表が渡せない場合でも代価表で作成された単価は渡されますので、金額が狂うことはありません。
単価の小数点：: BCS.CSVは仕様上、単価の小数点は不可になっています。小数点のある単価を渡した場合、誤差が発生する可能性があります。システム情報の設定/基本設定で単価の小数点が設定されていれば小数点付きの単価をBCS.CSVに書きこみます。