KtWinの基礎知識


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作業線
工程表は作業線と呼ばれる線で構成されています。作業線は1つの作業を表し、作業名や期間、予算、出来高等さまざまな情報を持っています。それらの情報を作業線のプロパティと呼びます。
メモ、リンク、横罫線
工程表には作業線の他にメモリンク横罫線があります。それぞれには描画用のコマンドがあり、そのコマンドを選択して描画します。KtWinのデータ種類
項目欄
作業線の情報や作業線をまとめたグループ名称などを表示するエリアを項目欄と呼びます。作業線の情報の他に自由にメモを配置することが可能です。
工期,休日(カレンダー)
工程表の工期(描画範囲)や休日を設定し、作業線を描画していきます。工期/休日は後からでも変更可能です。
ネットワーク工程表
各作業(線)を矢印で繋げる工程表形式で、作業の進捗/終了によって次の作業に移る等の連携を表現します。クリティカルパスの自動検出機能があります。
バーチャート工程表
基本的に各作業(線)が独立している工程表形式で、作業線の進捗/終了は他の作業線に影響を及ぼしません。
作業線スタイル
作業線の太さ色などをスタイル名をつけて登録することが出来ます。作業線のデザインを分類別に分ける場合等に活用できます。
実働日数
実働日数とは休日を除いた、実際に作業を行う日数をいいます。
所要日数
所要日数とは実際にその作業にかかる見込みの日数をいいます。一般的には実働日数は所要日数+予備日の余裕をもたせて計画されます。
暦日数
暦日数は休日も含めた暦上の日数をいいます。
クリティカルパス
クリティカルパスとは、工事開始から終了までの間で、もっとも日数(所要日数)のかかる経路をいいます。クリティカルパスの作業が遅れると工事の完了が遅れます。
実行予算/出来高日報
作業線ごとに実行予算および出来高日報を登録出来ます。
実行予算項目は[予算項目,職種,業者/作業者,数量,単位,単価,金額,摘要]で複合単価でも設定が可能です。階層の設定はできません。
出来高日報項目は[日付,作業項目,職種,業者/作業者,数量,単位,単価,金額,摘要]です。日々の作業内容を入力していきます。
出来高曲線描画の基礎データとなります。
山積表
作業線ごとに投入人数を設定し、日あたりの投入人数を棒グラフにして表示する機能です。割付けた人員などの不均衡を平滑化するための参考になります。
サブエリア
下部エリアには作業線のプロパティ実行予算/出来高日報の入力画面出来高グラフの表示山積表表示ができます。