見積金額を自由自在に調整する
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MtWinには思い通りの金額の見積書を作成する強力な機能が用意されています。
- 各明細行毎に実行予算・基準見積(定価)・提出見積の3種類の単価を持っています。定価に対し検討・調整を行い提出用の見積書を作成します。
- 提出見積金額は調整率や希望金額などで自由に何回でも調整・検討が行えます。
- 常に定価に戻れますので調整・検討を重ねても金額のバランスを崩し収拾がつかなくなる事態を回避できます。
- 見積書を希望金額に自動調整する
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- 提出金額欄(オレンジの列)で希望の金額を指定します。下位データの提出見積単価を変更し最も希望金額に近づくように調整されます。大分類ごと、中分類ごとなど自在に調整できます。上図@
- 下位データを持っている行または最上位階層の合計行で有効な機能です。
- 全体の金額を一気に調整する場合は、最上位階層の一番最後の行に合計行を設け、その提出見積額を目標金額に変更すると、見積書全体を目標金額に近づくように自動調整されます。上図A
- 基準見積に対する率で調整する
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- 下位のデータを持っている行の調整率欄を変えると下位データすべてがその率に変更されます。大分類ごと、中分類ごとなど自在に調整できます。上図B
- 基準見積に対し、任意の率で提出見積を調整する機能です。
- 全体の調整率を変更する場合は、最上位階層の一番最後の行に合計行を設け、その調整率を変更することにより、見積書全体の調整率が変更されます。上図C
- 提出金額調整時の端数処理について
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- 提出単価の調整時には、基準見積単価の桁にあわせて提出見積単価を調整します。基準見積単価が23,200円の場合100円単位、57,000円の場合1000円単位、457円の場合1円単位に提出見積単価を調整します。(後ろのゼロの数を基準見積にあわせます)
例えば基準単価23,200円を調整率66%にした場合、計算では15,312円になりますが基準単価が100円単位なので計算結果15,312円も100円単位に四捨五入し15,300円になります。
- 単価の丸め処理機能を使い、後で任意の桁に丸めることもできます。